義歯(入れ歯)について
入れ歯を使われている多くの方は、痛い・あわないなどのお悩みがあるのではないでしょうか?
当クリニックでは、自費の入れ歯も取り扱っております。費用はかかってしまいますが、あわない入れ歯を使い続けるより、ご自身にあった入れ歯を手に入れ、おいしい食事・はっきりとした発音など楽しい人生を取り戻しましょう。
※自費の義歯(入れ歯)でも患者さんのお口の状況によって、多少の痛みが出る可能性がございます。
こんな方にオススメ
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01
しっかり噛んで食事を
楽しみたい -
02
入れ歯が合っていない、
違和感がある -
03
自然な見た目の入れ歯を
作りたい
当クリニックで扱っている義歯(入れ歯)
保険適用
レジン床
レジン床は保険適用の入れ歯です。「床」と呼ばれるベースの部分にレジン(医療用プラスチック)を用いています。部分入れ歯のレジン床は、金属の留め具(クラスプ)を使うことが特徴となっています。
自由診療
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーは自由診療の部分入れ歯で、金属のクラスプ(留め具)を使わないことを特徴としています。金属を使っていないので見た目の違和感がありませんし、金属アレルギーのリスクが無いこともメリットです。そのため、健康面と外観に配慮したい方におすすめです。また、樹脂もレジン(保険)よりも少し柔らかいです。
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メリット
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がない。
- 薄く作製することで、使用時の違和感を減らす効果が期待できる。
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デメリット
- 強い衝撃を与えてしまうと破損する可能性がある。
- 保険適用外のため、自由診療になる。
料金(税込) | 73,500~110,000円 |
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治療期間 | 1ヶ月 |
治療回数 | 3~5回 |
金属床(コバルトクロム)
コバルトクロムを使った金属床入れ歯は、金属を使っているので薄くても強度が保てます。そのためプラスチックを使う入れ歯より装着感が優れています。また、金属は熱伝導率が高いので、暖かいものや冷たいものなど、食べ物の温度を楽しみやすいメリットもあります。
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メリット
- 保険診療のプラスチック(レジン)より頑丈で、薄く加工できる。
- 金属を土台に使うため、頑丈な義歯を作製でき、しっかり噛める。
- 金属から熱が伝わり、患者さんが味覚を感じやすくなることで、より食事を楽しめるようになる。
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デメリット
- 金属アレルギーをお持ちの患者さんは使用できない可能性がある。
- 保険適用外のため、自由診療になる。
料金(税込) | 220,000円 |
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治療期間 | 1ヶ月 |
治療回数 | 3~5回 |
入れ歯との付き合い方について
市販の入れ歯安定剤は一時的使用に
市販の入れ歯安定剤を使うと、あわなくて落ちる入れ歯がはずれなくなり、食事が美味しく食べられるということは一時的には確かにあります。しかし、これは一時的なことが多く、長期に使用を続けていると、無理な力があごの骨に加わり続けるため、急激な顎堤吸収を引き起こす原因になります。そうなると入れ歯を作った時とは、顎堤の形がさらに変わって、ますます入れ歯があわなくなり、さらに多量の安定剤を使用することになり、悪循環が始まります。このことが、入れ歯の製作をますます難しくします。そのため、痛みがない場合は、安定剤を使用しない方がいいです。
毎日のお手入れを忘れずに
就寝前に入れ歯を外したら、毎晩入れ歯のブラッシングをしましょう。ブラッシングには入れ歯専用ブラシか、やわらかめの歯ブラシを使います。入れ歯も使っていると自分の歯と同じようにヌルヌルとした細菌の固まりであるプラークが付着します。プラークは洗浄剤だけでは落ちません。そして、入れ歯の清掃の際には歯磨き粉は使わないでください。歯磨き粉の中に入っている研磨剤により、入れ歯の表面を傷つけてしまいます。
また、高温のお湯や乾燥は入れ歯のゆがみの原因になるので、注意してください。ブラッシングの後は、お水の中に入れ、湿った状態で保管しましょう。もちろん、入れ歯洗浄剤を使われるのはとても有効です。